ARMLED本邦研修のご報告

2017/02/15

ジーエルエム・インスティチュートは、2016年5月21日(土)から30日(月)にかけて、フィリピンにて農機レンタルのソーシャル・ビジネスを手掛けるARMLEDスタッフ4名を日本に招聘し、研修を実施しました。クラウドファンディングサービス「Ready for」を通して多くの方からの多大なるご支援によってこの研修が叶いました。感謝とともに、スタッフがみっちりと学んだ10日間について報告します。

最初の3日間は小田原市の小規模有機農家やNPO法人等を訪問し、フィリピンではまだ普及していない各種農機の操作を経験しました。また、地域で活躍する農機整備士を訪問して、修理の作業場や道具を見学し、農機修理に対する想いに触れました。

その後、北海道での3日間では、まず農機メーカーでの農作業安全研修を受講し、トラクターについての講義と実地訓練を受けました。翌日、深川市においては、高性能・大型農機の作業を見学し、日本の多種多様な農機について学びました。また、農機の販売・修理・メインテナンスを手掛ける企業を訪問し、整理工夫のある整備工場を見学、農機修理のみならず営業における心構えについて話を伺いました。その後は、農業協同組合(農協、JA)を訪問し、コメの収穫後の工程について理解を深め、大型で高性能な設備を見学しました。北海道での最終日は、農機レンタル会社を訪問し、そのビジネス戦略や業務手順等を学びました。

 

 

北海道深川市で修理中の田植機を確認するスタッフ
7日目には、大宮の農研機構を訪問し、日本の多種多様な農機は過去何十年もかけて海外の技術を基盤とし改良を重ね、政府機関・民間企業・農民の連携の下、開発が進められてきたということを学びました。その後、8日目の準備を経て、9日目には、GLMiが主催する「国際協力塾セミナー」にて、30名以上の方の前で本研修の活動を発表し、ワークショップでは研修後の活動計画について参加者の方々と意見交換をしました。翌日、全ての日程を終えたスタッフたちは帰国の途に就きました。

 

セミナーで参加者がARMLEDへの提案を発表する様子

 
より詳しい研修の内容は、
Ready forのページからご覧いただけます。


 

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