2013/12/27
インターンシップに参加して(瀬戸麻衣さん)
昨年今年とインターンに参加して、国際協力のイメージが変わったのはもちろん、国際協力に将来携わりたいと強く思ったのも、このインターンがきっかけでした。まずは国際協力とはなんだろうと問いただすことから始まり、インターン最終日には自分の関心のある国際協力のテーマについてプレゼンテーションをするに至るまで、様々な角度、切り口から国際協力というものを学び沢山のこと得ることができました。また職場のキャリアを積まれた方々がいらっしゃる環境はとても刺激的で感化されました。このインターンは私にとって人生の分岐点といっても過言ではありません。
2日目の開始は毎年恒例のブルカゲームで開始しました。続いて数年ぶりにYOUPLIDに参加くださった中谷さんからSave the Childrenの東北支援事業についての話がありました。厳密には「国際協力」ではないかもしれませんが、我々も体験した震災がテーマであることで、身近に捉える事が出来たのではと思います。特に、「震災後で変わったこと」というアクティビティで自らの変化について皆で共有することで、改めて東北大震災のことを振り返る良い機会となり、震災支援についてや、震災支援と国際協力の共通項や違いにつき理解を深めることが出来ました。午後は、UNHCRを訪問し、北川愛里職員及び今泉千尋職員から話を伺いました。初めての国連機関の訪問であり、UNHCRの活動についてだけでなく、職員の方のキャリアについて話を伺ったりと、国連を身近に感じることが出来たようです。更にそのまま国連大学を訪問し、フェアトレードショップでフェアトレードの話を聞いてコーヒーを飲み、充実した2日目を終えました。
3日目はキャリア開発の第一歩となるRIASECという自己分析ワーク、午後の発表準備をし、コンゴからのゲスト、トコさんの話を聞きました。これまで国際協力を「すること」についてずっと話を聞きましたが、「受け手」の話を聞き、「一歩引いた立場」から物を見る重要さを学びました。その後は最終発表!3日間の成果を発表しました。細かく予算まで計算するなど、どのグループも工夫の凝らした発表で、たくさんの質問も出し合い、大盛り上がりのまま3日間のプログラムを終えました。「予想以上に充実した3日間でした」「実際に活動している人の話をきくことで、自分にも身近な問題として考えることができました」「スタッフの皆さんが優しくてすぐになじめ、凄く濃い3日間を過ごすことが出来ました」といった感想を頂くだけでなく、その後もたみみと関係する組織でインターンを行う学生がいたり、学内映画上映会に向け動いていたりと、3日間に留まらない動きも生まれ非常にアクティブな参加者に恵まれた3日間となりました。