第6回国際協力塾合宿のご報告

2015/05/15

ジーエルエム・インスティチュート(GLMi)は、2014年8月17日~29日にかけて、国際協力塾合宿を実施しました。14名の学生が塾生(合宿参加者)となり、河辺亮輔事務局主任、相馬真紀子プロジェクト・マネージャー、皆元理恵フィールド・マネージャー、桑原花フィールド・アシスタントをはじめ、多くの方々の協力のもと、成功裏に終了しました。

国際協力塾合宿の概要

国際協力塾合宿とは、参加者がGLMiの実施するプロジェクト(SILFOR:有機野菜の販売・マーケティングプロジェクト、ARMLED:農業機械のレンタルプロジェクト)に入り込み、国際協力やソーシャルビジネス・農村開発等に関する知見を深め、現場を見る眼、そして将来のグローバルリーダーとなるための「ちから」を養うことを目的とした、約2週間のプログラムです。2009年より毎夏、フィリピンで実施しており、今年で6回目の実施となりました。

第6回国際協力塾合宿スケジュール

Day1

マニラにて顔合わせ・オリエンテーション・テーマ決めワークショップ

Day2

大使館表敬・ビスカヤに移動、歓迎会

Day3

【ARMLEDプロジェクト視察】
パイタン村訪問・農機オペレーション見学・山登り・川でボート体験・村人へのインタビュー

Day4

NGOボランティア1日体験】
①SILFOR (サンチャゴ市/ビスカヤ直営店)②ARMLED ③PRRM-NV(マイクロファイナンスプロジェクト) ④NOVOLED

Day5-6

SILFORプロジェクト視察】
有機農業モニタリングとインタビュー・町役場、議会表敬・小学校での植林活動・学校訪問・ビレッジステイ

Day7

現地大学訪問】
学長表敬・大学見学
現地学生との交流、合同研修

Day8

発表準備、現地学生と町歩き

Day9

イフガオ観光

Day10

最終発表

Day11

マニラへ移動

Day12

JICA訪問・ユニカセ※にてワークショップ

Day13

解散

※ 路上生活や人身売買など様々な危険にさらされた経験を持つ青少年に雇用の機会を創出しライフスキルトレーニング等を行うことで、彼らが自立することを目指す目的とするソーシャルビジネスレストラン

フィリピンでの活動〜4つのステップ〜

  • ステップ1:テーマ決め
    マニラで顔合わせを済ませた合宿生は、宿泊先の一室に集まり今後の学びのテーマを決めます。各々興味のあるテーマを見出し、テーマごとにグループを作り、合宿中はそのテーマを軸に調査をしていきます。自分達でテーマを決め、学びを深められるのがこの合宿の大きなポイントです。今回はSILFORグループが2つ(顧客の可能性・認知度の向上)、ARMLEDグループが1つ(より良いサービスへ向けて)、コミュ二ティグループが1つ(プロジェクトがコミュ二ティに与える影響)の計4つのグループに分かれました。
  • ステップ2:インタビュー
    合宿中は多くのインタビューの機会があります。テーマに基づき各グループはインタビューを行います。インタビューが始まる前日には、各グループが調査の方向性や質問の内容を熱心に話し合っている様子が見られました。
    そして実際にインタビューを行ってみると、英語がなかなか通じず「相手に通じる英語」を強く意識させられたり、予想と違った答えが出たり、困難にぶつかったりする姿も多く見られました。しかしインタビューを繰り返すうちに合宿生も慣れていき、合宿の後半では各メンバーが積極的に村の人々へ話しかけていく様子が見られました。
  • ステップ3:発表準備
    たくさんの農家を訪れ、調査を繰り返した後は内容をまとめ発表に向けて準備をします。足りない情報を集めに行ったり、得た情報の考察をしたりと発表準備に勤しみます。時間はいくらあっても足りず、発表前日の夜遅くや当日の朝も皆それぞれの作業をしていました。
  • ステップ4:最終発表
    10日目の朝はいよいよ発表です。発表では、順番に呼ばれ舞台に上がっていく合宿生の顔には緊張した様子が見られました。しかし発表が始まると、合宿で鍛えられた英語で流暢に発表をこなします。客席にはこれまでにお世話になったプロジェクトの関係者の方やインタビューしてきた各村の方々がおり、発表を真剣に聞いて下さいました。発表の後の質問にも答え、各自がこの合宿を通して大きく成長したことを実感しました。
パイタン村にて、農民やオペレーターにインタビュー

参加者の感想とみんなの「ちから」

  • この合宿では村人、現地スタッフ、現地大学生など、とにかく関わる人が多く、様々な人と関われたことが印象に残っています。村の中に入り、村の方々の近くで生活し、会話をする中で彼らの考え方、価値観を少しは知ることができたのではないかと思います。
  • 現地の人々や同じ合宿のメンバーとの交流もこの合宿の大きな魅力でした。フィリピンの皆さんとは、英語での会話だからこそ思いっきり楽しめたり、面白いことが起きたり、ある意味開き直って、新鮮な気持ちで接することができました。また、色々な経験を積んでいる合宿メンバーの話を聞くことで新しい視野が広がった気がします。毎日がイベントの連続という充実した期間の中で、思い返すと、人との出会いは人生において、本当に大切だということが分かりました。いつかまた、フィリピンのエネルギー溢れる空気を体感しに行きたいです。
  • 国際協力合宿に参加する機会が与えられたことにとても感謝している。普段、私は授業などで自分の意見を述べることを極力しない省エネな大学生活を送っていたが、この合宿では自分の考えを発信する貴重なチャンスが多く与えられた。また、参加者・引率者・現地の人々の多様な価値観や考え方に触れることができたため、プログラムであらかじめ決められていたものの他に得たものは多かった。
発表終了後に全員で記念撮影

 

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